趣味で始めるステンドグラス

ステンドグラスは教会や西洋の館の窓で多く見られる装飾として伝統的なものですが、現在でもガラス工芸として用いられ、趣味で始めるにも最適です。



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趣味で始めるステンドグラス

近代のステンドグラス


近代になってからは、中世回帰を目指すアーツ・アンド・クラフツ運動でステンドグラスが好まれました。アーツ・アンド・クラフツ(Arts and Crafts Movement)は、イギリスの詩人、思想家でアーチストでもあるウィリアム・モリス氏が主導したデザイン運動で、従ってモリス商会の主力商品の一つはステンドグラスだったとされています。


こうして日本でも近代建築とともにステンドグラスの技法が伝わってきましたが、日本のステンドグラスは、西洋の太古からのものとは違い、古いものでも百数十年の歴史しかありません。しかし、残された作品の中には世界と比較しても遜色のない美しいものがたくさんあります。


その代表は名古屋市市政資料館の中央階段室のステンドグラスや素朴なものでは大浦天主堂(国宝)のステンドグラスなどです。大浦天主堂は長崎県長崎市にあるカトリックの教会堂で、日本最古の現存するキリスト教建築物となっており、正式名は日本二十六聖殉教者堂で、その名の通り、日本二十六聖人に捧げられた教会堂として殉教地である西坂に向けられて建っています。


日本では海外で制作されたステンドグラスを輸入して取り付けることもあったのですが、明治後半からは日本人もステンドグラスの技法を身に付けるようになり、次第に自作が増えていきました。慶應義塾大学図書館の大ステンドグラスは、和田英作氏の原画を小川三知氏が制作したもので、戦災で失われましたが、現在は見事に復元されています。


日本で最も大規模なステンドグラスは国会議事堂のもので、他にも公共建築物では、名古屋市市政資料館の中央階段室にもステンドグラスがあります。現在日本では日本ステンドグラス協会や日本ステンドグラス普及協会があり、ステンドグラスにおける伝統技法の継承・保全、技術者の育成支援に貢献すべく活動しています。


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